ポケット式支柱
斜面または法面に設置し、法肩より上の落石をカバーする為に使用します。
法面の状態により土中用・岩部用の2種があり、支柱の高さも各種揃えてあります。
土中用支柱
法面が土砂の場合、支柱を土中用アンカーに埋込んで使用します。
土岩部用支柱
法面が岩部の場合岩部用アンカーで支柱を固定して使用します。
ミニポケット式支柱
落石防止網を曲線部に設置する場合の金網積算
(注)
曲線路の場合には、金網の重ね合わせがさらに大きくなり、次のような数値になります。
ロックネットを右図のような扇形の部分に架設する場合には、
であるのに対し、使用する金網は長方形であるため、上部の重ね合わせが大きくなり、金網の所要面積はl・hとなります。そのために
の金網が、実際架設面積よりも余分に必要ですので、曲線路に設置する場合には、以下に示す(A)または(B)の方法で積算して下さい。
■法面の展開図
法面の展開図
(A) 積算および検測の際には
(円弧の最大長さl)×(法長h)
によって、架設面積を算出して下さい。
(B)
実際の架設面積によって積算および検測が行われる場合は、材料および工事費の単価を
(標準単価)×(重なり係数K)
として積算して下さい。